CASE STUDY

制作事例紹介

もっと身近に、気軽に選ばれるクルマとして。
福祉車両カタログのリニューアル。

機能的説明重視のカタログから、感性に訴えかけるイメージカタログに。
シリーズを通して、家族同士の優しさや思いやりを表現しました。

フレンドシップシリーズカタログ / ダイハツ工業株式会社

暮らしの真ん中にあるクルマを創り続けるダイハツ工業。お客様目線を大切に、杖をついて歩く方から車いすでの移動が必要な方まで、様々な状況に対応した福祉車両「フレンドシップシリーズ」も、これまで人々の暮らしを支えてきました。しかしこの「福祉」というレッテルが、心理的障壁を作り出し、誰もが気軽に選択できるクルマの一つとしてお客様に受け入れられ難いものとなっていました。カタログリニューアルにあたりこの「福祉車両」という特別感をできる限り払拭して、シームレスな車両選択のきっかけを作るカタログを目指しました。

PHASE .1

リニューアルの方向性と、訴求ポイントの設定。

リニューアルに向けての一番の課題は、車両そのものの機能説明に大きくスペースを割いた従来のスタンスが福祉車両としての「特別感」を助長し、シームレスなクルマ選びの妨げになっているのではないかという点でした。そこでクルマ自体の機能説明を最小限に抑え、「クルマ」や「商品」ではなく、それを使う「人」やその「暮らし」にフォーカスする方向を模索しました。その結果、家族愛をテーマとしたストーリー仕立てのイメージビジュアルを用い、「福祉車両がもたらす幸せな日常」をコンセプトとして、お客様の感性に訴えるカタログを目指すことにしました。またそれにより、暮らしに寄り添う企業姿勢を前面に出すことで、企業イメージの向上も図りました。

PHASE .2

イマジネーションを膨らませるストーリー設定と、細部の演出。

見る人がイマジネーションを膨らませ共感し得るカタログにするために、クルマとともにある日常生活の中で、家族の優しさ・思いやりなどを感じる瞬間を、ドラマティックに表現するストーリーを作成しました。また、登場人物の心理的描写イメージと福祉車両の機能をうまく絡ませながら、暮らしにささやかな幸せを呼び込むクルマとして、細部までこだわった演出を行いました。

PHASE .3

ロケハンと撮影本番を想定した綿密なシミュレーション。

作成したラフを元に、ロケハン(ロケーションハンティング)を行いました。背景素材として条件を満たすかどうか、ラフで想定した構図の実現が可能かどうか、太陽の向き、など細かい現場確認を行います。そしてロケ場所としていくつか候補を絞ったら、本番をイメージした撮影を行うことによってカメラアングルやモデルの立ち位置等の確認を行います。またこれらと同時に、撮影モデルのオーディションや、撮影小道具・衣装などの準備も進めていきます。

PHASE .4

訴求ポイントをおさえた感動シーンの撮影とイメージ作り。

家族への思いやりを演出する上で、説明的で退屈なイメージにならないようポーズ・表情等を検討し、日常のワンシーンを瞬間的に切り取った様な、軽快で臨場感のある表現を大切にしました。そして最終的に、「誰もが手にすることができ、日々の暮らしの中にあるささやかな幸せ」に気付かせてくれるクルマ、人々の生活を応援するクルマとして、統一したイメージによりシリーズ全体をまとめました。

Client
ダイハツ工業株式会社
Producer
井上 大輔
Director
田中 彰博
Designer
佐藤 政宏
Copywriter
西井 出
Photographer
羽田 幸平江戸 明弘
Retoucher
鹿島 祐樹
Stylist
井澤 恵美
Hairmake
鎌苅 綾子
model
下里 年子・花岡 由記・
山本 夕歌 (FIGARO MANAGEMENT)
浦田 純・佐野 陽子・城倉 惠美・城倉 彩・
宗馬 伸 (Osaka SOS Model Agency)
小牧寅国 (GRAM MODEL MANAGEMENT)